内容説明
川端康成、白洲正子、小林秀雄、土門拳…名だたる文人、数寄者たちを心酔させた京都の古美術店主が、その半生と古美術への情熱を初めて明かす。仏教美術、焼きもの、漆から玉堂、乾山、雪村まで、ドラマを生んだ名品40点余を一堂に集めた豪華ヴィジュアル愛蔵版。
目次
石塔と石仏
興福寺千体仏と唐招提寺化仏
玉堂の山水と古九谷の壷
平安の緑釉碗と天平の陶印
乾山の色絵皿
金胎仏画帖と唐の水瓶
備前の徳利と平安の行道面
頭槌大刀と信楽蹲壷
金銅五輪塔と水晶宝塔
根来の湯桶と瓶子
蔵王権現と刺繍経
人面墨書土器と須恵器薬壷
那智経塚出土の獅子と翡翠の匂玉
上代裂帖と金銅説相箱
尾形光琳の団扇画と消息
雪村の水墨画
信楽と瀬戸の壷
白隠の書と志野の茶碗
著者等紹介
青柳恵介[アオヤギケイスケ]
1950年、東京生まれ。古美術評論家。成城大学大学院博士課程(国文学)を修了。現在、成城学園教育研究所勤務、成城大学、東京海洋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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