内容説明
七十歳で出会った運命の相手は六十八歳。老いに向かう日々を共に生きたくて「結婚」を選択した二人が直面する親族の強硬な反対、周囲の冷たい視線、過去の結婚への拘り、生活習慣の違い、お互いの健康への不安、財産の分配問題―。手を取り合って乗り越えた嵐のような日々。「老い支度」エッセイで大人気の著者が本音で明かす、幸せな「熟年結婚」の秘訣。
目次
第１章 「たった一人」が「二人」になるまで（思いがけないところに出会いが；女心とプライドの狭間で ほか）
第２章 いきなり二人は四面楚歌に！（最大の障害は寄生虫的独身娘；元家族の仰天拝金主義 ほか）
第３章 熟年結婚は十代のノリで（性的相性と笑い合えるのが決め手；愛して得して若返る―女性だけの内緒話 ほか）
第４章 ラブラブ親友夫婦の賞味期限（先立つものは「お金」と「住まい」；一人で二人分の物忘れ防止 ほか）
第５章 いつ死んでもいいように（簡単自己管理法―「いつ○○してもいいように」５ヵ条；後妻は先妻のお墓に入らなくてはならないの？ ほか）
著者等紹介
岡田信子［オカダノブコ］
作家。東京神田生れ。早稲田大学政治経済学部卒。アメリカに留学し、ミリガン大学、ジョージタウン大学大学院に学ぶ。州のケースワーカーを務め、１９７９年に「オール読物」新人賞を受賞。帰国後は小説、ドキュメンタリー、実用書を執筆
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