セックス依存症だった私

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104613021
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

テクノ系クラブで手にしたドラッグから、K子はセックスに狂いはじめていった。援助交際、売春、男漁り。大麻、エクスタシー、LSD。セックスとドラッグ、ふたつは両輪となってK子の心と身体を蝕んでいった―。そして、重度の薬物中毒状態からの更生が始まった。禁断症状、フラッシュバック、脳障害。想像を絶する苦しい日々。そのすべての体験を赤裸々に語った…。

目次

第1章 セックス―私の中心(初体験は四歳;鬼ごっこよりも楽しかったエッチな遊び ほか)
第2章 ドラッグ―私の右腕(ドラッグに二〇〇万円;ドラッグ=カッコいい ほか)
第3章 クラブ―私の家(教祖崇拝;真面目に生きるのダサイ ほか)
第4章 犯罪―私の育ち(小四でカツアゲ;バイオレンス女子高生 ほか)
現在―私のホンネ

著者等紹介

K子[ケイコ]
1978(昭和53)年生まれ。地方の進学高校在学中から、万引き、窃盗、援助交際を繰り返す。短大時代には、地元のクラブでDJをしながら薬物と男を漁る。上京後、下着売り、キャバクラ嬢を経て、暴力団関係者の情婦へ。現在はセックスへの欲求、薬物の後遺症と戦いつつ、禁欲生活を続ける

押川剛[オシカワタケシ]
1968年(昭和43年)福岡県北九州市生まれ。専修大学中退。96年、病識のない精神疾患患者を対面説得により精神医療につなげる日本初の「精神障害者移送サービス」を開始。「コンビンサー(説得のプロ)」として、これまでに約800名の患者を移送。その活動の様子は多くのマスメディアに取り上げられ、世界17カ国に紹介された。現在は移送サービスのほか、私塾「本気塾」の塾長として、薬物依存や家庭内暴力、非行等の問題を抱えた子供が社会復帰するまでの更生サポートを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイアイ

17
先月まで水商売で働いていたので、心とは別に身体は売り物だと割り切れる女性をみてきました。そばで見てると悲しくなってくる感覚が思い出されます。 著者の事務所に履歴書を持ってきた薬物とセックス依存の女性を更生させようとする内容。貞操観念が欠落し、ドラッグを売り買いできるクラブが家で安心できたという寂しさから、ゲーム感覚で安易に薬物に手を出し転落していく。現在40代にさしかかった今どう過ごしてるのだろう。▽図書館2017/05/11

澤水月

15
不快な本…語り手「K子」の告白を構成し書籍化した押川氏の姿勢が。本書内で最近世を騒がせた有名ミュージシャンの薬物犯罪事案に繋がるような記述やほとんどモザイクが意味をなさない写真が出てくるが、K子、構成者の二段構えで「信用ならない」度が高く…支援者がこんなに助けを求める人のことを見下し蔑視して私見を述べまくっていいとは思えない(依存症の名残を示す、と称する寝姿など絶対に晒すべき写真ではない!彼女が薬物後遺症で自尊意識が毀損しているからとて)。文中の「取材」ってクラブに行ってみるだけだし!2019/06/15

池主

4
題名と中身は別物。セックス依存症の話というより、薬を乱用していた人が普通になりたいと言い、これまで自分がしてきたことを武勇伝のように語ってる本。 中身云々っていうより、人はこんなに簡単に薬に手をだしてしまうんだなと思った。子供を育てるって難しいな。本気で向き合うって何だろう。2013/06/28

メリクル

2
タイトルは半分釣りで中身はどちらかというと薬物依存症の話。完治しているわけでもなく、後遺症について詳しく書いてあるわけでもないので何とも中途半端2017/08/18

hikarunoir

2
セックス依存が特に語られず、占める薬物知識も半端、背表紙の語り手写真が、本文で別人物としてキャプションがあるのは致命的。2013/04/30

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