内容説明
テクノ系クラブで手にしたドラッグから、K子はセックスに狂いはじめていった。援助交際、売春、男漁り。大麻、エクスタシー、LSD。セックスとドラッグ、ふたつは両輪となってK子の心と身体を蝕んでいった―。そして、重度の薬物中毒状態からの更生が始まった。禁断症状、フラッシュバック、脳障害。想像を絶する苦しい日々。そのすべての体験を赤裸々に語った…。
目次
第1章 セックス―私の中心(初体験は四歳;鬼ごっこよりも楽しかったエッチな遊び ほか)
第2章 ドラッグ―私の右腕(ドラッグに二〇〇万円;ドラッグ=カッコいい ほか)
第3章 クラブ―私の家(教祖崇拝;真面目に生きるのダサイ ほか)
第4章 犯罪―私の育ち(小四でカツアゲ;バイオレンス女子高生 ほか)
現在―私のホンネ
著者等紹介
K子[ケイコ]
1978(昭和53)年生まれ。地方の進学高校在学中から、万引き、窃盗、援助交際を繰り返す。短大時代には、地元のクラブでDJをしながら薬物と男を漁る。上京後、下着売り、キャバクラ嬢を経て、暴力団関係者の情婦へ。現在はセックスへの欲求、薬物の後遺症と戦いつつ、禁欲生活を続ける
押川剛[オシカワタケシ]
1968年(昭和43年)福岡県北九州市生まれ。専修大学中退。96年、病識のない精神疾患患者を対面説得により精神医療につなげる日本初の「精神障害者移送サービス」を開始。「コンビンサー(説得のプロ)」として、これまでに約800名の患者を移送。その活動の様子は多くのマスメディアに取り上げられ、世界17カ国に紹介された。現在は移送サービスのほか、私塾「本気塾」の塾長として、薬物依存や家庭内暴力、非行等の問題を抱えた子供が社会復帰するまでの更生サポートを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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