マネーゲーム崩壊―ライブドア・村上ファンド事件の真相

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  • サイズ A5判/ページ数 316,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104597031
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0095

内容説明

ライブドア事件はいよいよ、検察vsホリエモンの法廷闘争へと突入する。一方、捜査は村上ファンドへと飛び火し、まさに「ヒルズ連鎖崩壊」の様相を呈してきた。―検察が追い切れなかった事件の謎を再検証。さらに、背後に潜む「小泉改革の闇」を照射していく、迫真のノンフィクション。

目次

プロローグ 事件は「小泉改革」の“負の総決算”だったのか?
第1章 国策捜査
第2章 怪死
第3章 「政界工作」騒動
第4章 錬金術
第5章 特捜部の誤算
第6章 ヒルズ連鎖崩壊

著者等紹介

須田慎一郎[スダシンイチロウ]
1961年、東京生まれ。日本大学卒。経済誌記者を経て、フリージャーナリストとなる。銀行業界をはじめとする金融界、日本銀行、金融庁、財務省、東京地検等に豊富な人脈を持ち、金融ウォッチャーとしての実力には定評がある。週刊誌、経済誌、夕刊紙への執筆の他、テレビ朝日「サンデープロジェクト」等テレビでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

28
ライブドア事件を扱っている本だがまとまりが悪い。著者が検察から内部情報を得ていることのアピール、ライブドア事件と政治事情に繋がりを持たせたいという構想が先行しすぎていて読みにくい。一方で著者は経済関連の知識が乏しく、ライブドアや村上ファンドについての調べも足りないところが感じられるくらい分析が薄っぺらい。政治との繋がりを武部幹事長(当時)との関係性だけで語る割には情報が少なく、三菱がIT業進出のためにライブドアとの関係性を強めたかったというのも説明に説得力がないなど著者の想像に過ぎない話ばかりで残念。2023/02/01

パキ

5
今になってライブドア事件っていう感じだが、読んでみてすごく面白かった。事件当時は詳細について理解してなくて、ただ騒いでるのを横目でみていた程度だったから、この本で「そんな内容だったのか」と驚いた。 サブタイトル通り、ライブドアだけでなく村上ファンドについても同じくらい書かれていて、2つが繋がっていくのが読んでいて楽しかった。2018/08/16

nekozuki

1
ライブドアのホリエモンが逮捕された当時はまだ、経済に興味をもつような年齢ではなかったので、「あの人捕まったのか」程度の認識だった。改めて、M&Aや投資ファンドというものに興味を持ったうえで、この本を読み、ライブドア事件について知ると、日本では出る杭は打たれるということがよくわかる。東京地検特捜部怖い。2014/01/05

ken

0
これはおもしろいよ。でも中立的に読んでね。2011/09/19

eminome

0
真山仁「レッドゾーン」をきっかけに、ライブドア事件をおさらい。話が前後する箇所が多く、わかりずらい&読んでいて若干ストレスに。検察組織の問題にちゃんと切り込んでいるところは興味深かった。2010/08/14

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