出版社内容情報
デビュー10周年に贈る初めてのエッセイ集。10年間/3652日間に紡がれた数多の「小説以外」を、惜しむことなく一挙収録!全エッセイに、著者自身による脚注コメンタリー(裏話満載)付!
偏愛する本や映画に音楽、「喫茶店」で巻き起こる奇跡、退職を決めたあの日のこと、「干支」に恐怖する年末年始、封印された「小説」のアイデア――二十世紀末のデビューから十年、伊坂幸太郎の初エッセイ集いよいよ刊行! すべてのエッセイに、裏話満載の語り下ろし脚注付き! 全小説リスト(単行本未収録作含む)も掲載。
内容説明
「喫茶店」で巻き起こる数々の奇跡、退職を決意したあの日のこと、「青春」の部屋の直筆間取り図、デビュー前のふたりの恩人、偏愛する本や映画に音楽、「干支」に怯える日々、恐るべき料理、封印された「小説」のアイディア―20世紀「最後」の「新人作家」が歩んできた10年。
目次
幾つもの映像や文章に影響を受け、そして現在
キャラメルコーン
ハードボイルド作家が人を救う話
健康療法マニア
アメリカンコーヒーゲーム
B型とセガールとヨーグルト
映画館は平和だ
言葉の壁
自由な席
ごきげんよう〔ほか〕
著者等紹介
伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年千葉県生れ。1996年サントリーミステリー大賞で、「悪党たちが目にしみる」が佳作となる。2000年『オーデュボンの祈り』(新潮社)で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』(東京創元社)で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」(オール讀物)で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。2008年には『ゴールデンスランバー』(新潮社)で第5回本屋大賞と第21回山本周五郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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