内容説明
世界を駆けまわって食と酒をめぐる風景を見つめてきた著者が集めたとっておきのエピソード、そして国立民族学博物館館長としての「博物館案内」などで綴る、読むだけで「満腹」できる一冊。
目次
1 食文化東西南北食卓の風景(食べるお仕事;あまから ほか)
2 食文化東西南北世界は広い(船上に最小キッチン;酒幕とキムチ用冷蔵庫 ほか)
3 大食軒酩酊氏のONとOFF(原風景;山のある風景 ほか)
4 食いしん坊館長の博物館日誌(自己の証明;タコあげ ほか)
5 酩酊文化論(休肝日;口かみ酒 ほか)
著者等紹介
石毛直道[イシゲナオミチ]
1937年千葉県生まれ。京都大学卒業。農学博士。1997年より国立民族学博物館館長。アフリカ、東アジア、東南アジアなどで食文化の調査・研究に従事
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感想・レビュー
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ひるお
1
民族学者・石毛直道によるエッセイ集。タイトルこそ「食べるお仕事」だが、食に限らず、国民国家論や民族主義、さらにはパチンコまで)、民族学者らしい幅広い話題が取り上げられる。国立民族学博物館の館長だった筆者だからこそ、歴代の展示を紹介する内容も多く、みんぱく愛好家は特に楽しめそう。速水健朗『ラーメンと愛国』でも言及されていた、近年のナショナリズムは「国家」ではなく「民族」(など)にフォーカスする、という指摘がここにも。2024/09/22
ぬらりひょん
0
表紙の和田誠さんの絵に惹かれて借りた。思ったより真面目な本だった。 途中百万遍交差点の記述が出てきて、おおーもしやと思ったらやっぱり京大卒とあった。と妙なところで感心。なかでもユダヤ教の食事に関するコラムにびっくり!「蹄がわかれていて反芻する」動物意外の肉は(豚、馬はだめ)食べてはならない!とか肉類を乳製品と一緒に料理してはならない!(食後のコーヒーにミルクを入れてはならない)とか、肉は完全に血抜きするため何度も水洗いする!とか。すごい戒律だね。ほかの宗教の人とは結婚は無理だろうなあ。2012/05/18
yuka
0
民俗学博物館、実家の近所にあって時々遊びに行っていたので館内の記述が懐かしかった。2010/10/20




