朝比奈隆―長生きこそ、最高の芸術

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784104566013
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

内容説明

生涯現役を貫き、九十三歳の天寿をまっとうした指揮者・朝比奈隆。八十歳を過ぎて人生の華を咲かせた巨匠は、稀代の“生き方上手”だった!プライヴェートの撮影を許されたカメラマンが、秘蔵写真とエッセイで明かす朝比奈流“人生の指揮法”。

目次

前奏曲―出会い
第1楽章 私と朝比奈さん(一枚看板;理想の親父 ほか)
第2楽章 若き日のこと(サッカーの名選手;旧制東京高等学校 ほか)
第3楽章 指揮者への道(巨匠を支えた人―町子夫人;ハルビン感傷旅行 ほか)
第4楽章 栄光の日々(海外に轟く名声;貫いたダンディズム ほか)
終曲―別れの日

著者等紹介

木之下晃[キノシタアキラ]
音楽カメラマン。1936年長野県生まれ。日本福祉大学卒。中日新聞社、博報堂を経てフリーに。音楽家やコンサートホールの撮影をライフワークとする。’71年日本写真協会新人賞受賞。’86年『世界の音楽家』(小学館)で芸術選奨文部大臣賞受賞

岩野裕一[イワノユウイチ]
編集者・ジャーナリスト。1964年東京都生まれ。上智大学卒。著書に『王道楽土の交響楽 満州―知られざる音楽史』(音楽之友社、第10回出光音楽賞)、共著書に『日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々』(草思社、第18回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞)などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

3
これまでの朝比奈隆像は、厳格で近寄りがたい感じがあった。しかし本書を読むと、とても大らかで豪快で、朗らかで温かみがあり人間味あふれる方である。プライベートの写真も満載で、人なつっこい感じが読み手にも伝わってくる。ベートーヴェンやブルックナーなどクラシック音楽の最高峰を指揮し続けた巨匠は、本当に魅力的な職人気質で、素敵な紳士でもあったのだ。2016/05/03

hr

2
朝比奈隆が亡くなって9年。今の今まで朝比奈の死を受けとめていなかったことに、この本を読んで気付く。涙が出た。2010/10/20

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