出版社内容情報
★この本をお薦めします★~紀伊國屋書店松山店・徳水和子
――胸は痛む。幸せなときもそうでないときも。――「ミステリ+心理小説+現代小説」というとてつもない小説です。1ページ目からぐんぐん引き込まれます。久しぶりに面白いお話を読んだ満足感。三浦しをんはブレイク寸前!!
★この本をお薦めします★~紀伊國屋書店新宿本店・野口亜希子
ある大学教授をとりまく男女の愛憎を静かな筆致で描いた作品。語りが冷静であるからこそ、その向こうに透けて見える熱くどろどろとした思いが際立ち、この温度差がとても魅力的だ。この本が教えてくれるのは、人を愛しそして愛されたいという思いは貪欲だということ。まるでそれが海水であるかのように、飲んでも飲んでも満たされないばかりか、どんどん渇きは増す。そしてみんな孤独だということ。三浦しをん、渾身の一作。
★この本をお薦めします★~紀伊國屋書店新宿本店・今井麻夕美
この小説を一言で表現するのは、とても難しい。ひとつ言えるのは、一行目から三浦しをんの仕組んだ迷宮のとりこになる、ということ。様々な女達を愛した大学教授の一生が、5人の男の口から語られる。けれど、読み終わったところで、大学教授の実体はつかめない。ただその一人の男に対する色々な人の色々な想いだけが交錯しているだけだ。人間が人間を思うとき、そこには様々な色をした感情があって、三浦しをんはそれを何色とも言えない一枚の布に織り上げた。美しく巧みな作品だ。
内容説明
あっという間にアカの他人。でも実はまだ切れていない、「彼」と私の仲。それぞれの「私」は闇を抱える、「彼」の影を引きずりながら。男女の営みのグロテスクな心理を描く“関係”小説。
著者等紹介
三浦しをん[ミウラシオン]
1976年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2000年、書き下ろし長篇小説『格闘する者に○』でデビュー
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感想・レビュー
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