鈴木宗男研究

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104536016
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0023

内容説明

昭和44年、鈴木宗男は拓大在学中より、自民党の実力派議員、中川一郎の秘書となり、46年には第一秘書となった。58年の中川の怪死事件の後、衆院選に出馬、当選。以降、恫喝と懐柔、巧みな人心掌握術と抜群の集金力を背景に、国対副委員長、防衛政務次官、外務政務次官、党副幹事長、北海道・沖縄開発庁長官、内閣官房副長官、党総務局長…と権力の中枢へと順調に上りつつあった。しかし、その背後には常に、疑惑の噂が―。大宅賞ジャーナリストが数年の歳月を費やして巨悪の闇を暴く。

目次

第1章 裏切り
第2章 ロシア・コネクション
第3章 日韓利権コネクション
第4章 美化された経歴
第5章 醜聞
第6章 証人喚問
第7章 闇献金疑惑
第8章 中川一郎「怪死」事件

著者等紹介

加藤昭[カトウアキラ]
昭和19年、静岡県に生まれる。立教大学経済学部中退。在学中より大宅マスコミ塾に学ぶ。大森実主宰の東京オブザーバー紙で取材活動を始める。様々な雑誌を舞台に「重信房子単独会見記」「凍ったワルシャワ」「瀬島龍三・シベリアの真実」「『中川一郎怪死事件』18年目の真実」等、スクープを発信し続ける。モスクワの旧ソ連共産党文書保管所で発見した手紙をもとに、小林峻一との共著で発表した『闇の男野坂参三の百年』で平成6年、第二十五回の大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しあん

15
鈴木宗男のバラエティだとかでの取り上げ方が好意的な為、彼に好感を持っている人は多いと思う。私も、嫌いではないし面白い人だなとも思う。しかし、中川一郎変死の頃から鈴木宗男への疑惑というものは囁かれてきたし、今後も数々の疑惑はつきまとうと思う。2019/03/10

ヨンデル

3
人間を知るうえで善良な人間を数多く知ることは、自分が正しい行動ができるようにする指針として必要だ。というこことは、人は悪い方向に簡単に向かうことが出来るという事かもしれない。とはいえ誰でも悪の道に進むことが出来るかと言えばそれは違うだろう。遺伝子の本によれば、生まれた遺伝子が土台で、その後の育つ環境によって人の性格は決まるみたいだ。環境と言えば子供時代につらい目にあった人は生涯その傷を背負うという。コンプレックスが人に与える影響はユングなどが指摘している。2023/08/26

Hiroki Nishizumi

3
この本が出たのが2002年。当時の自分の評価と一致している。しかし現在でもなお政界を跋扈し、堀の中にいたことをかえって力にしている。恐るべき人物だ。最新版の研究発表が待たれる。2016/11/26

ゴリゾウ

1
「週刊新潮」で政界・マスコミを大震撼させた緊急レポート。昭和44年、鈴木宗男は拓大在学中より、自民党の実力派議員、中川一郎の秘書となり、46年には第一秘書となった。58年の中川怪死事件の後、衆院選に出馬、当選。以降、恫喝と懐柔、巧みな人心掌握術と抜群の集金力を背景に、権力の中枢へと順調に上りつつあった。しかし、その背後には常に、疑惑の噂が-。『帯』 #17012002/04/24

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