内容説明
最近、どうもおかしい。世界全体が変なんだ。石神井公園の町に閉じこめられてしまった詩人。駅前で悪人募集のビラを撒いてる『影の総裁』。「正義の味方」をやってる作家のタカハシさん。“いけないこと”を唆す、本物の漱石と鴎外。でも、ゴヂラはなかなか現れない。いつになったらゴヂラは出て来る?どうしてゴジラでなく、ゴヂラなのか?謎を解きたくて、秘密を知りたければあいつの正体を突き止めるしかない。世界の秘密がわかってしまう、同時多発小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鼠∞
19
相変わらずこれは酷いと言いたくなるゲンチャン節wwwうだつの上がらないサラリーマンが電車内でJKにムラムラしてたら、突如現れた夏目漱石と森鴎外による痴漢行為の罪を被せられ………何書いてんだ俺ちゃんよ。でもマジなんだわ。そのうちキャットウーマンやら森高千里やら金正日やらに扮した宇宙人が………やだもう、俺ちゃんにこれ以上書かせないでくれ。2017/07/23
hirayama46
7
うーむ、なるほど……。作者自身からの宣言にあったように、投げっぱなしのような気もするけれど、ただ投げているだけではなく、その投げ方について考えなくてはいけないのかもしれません。ものすごく読みやすい文章なのですが、読解は困難、という高橋源一郎らしい小説でした。わからないから面白い……のかも。2019/11/25
白義
4
凄く楽しい。でもフツーの小説と比べたらもちろん全然次元が違うけど、タカハシワールドだとこれでも並みかも。現代社会の固有名詞をまんま詩にしてぐちゃぐちゃにやって暴れまわるフリーダムさは凄いけど、小説が文字通りになるよりもメッセージが分かりやすすぎる気がする。現実というのは全てメディアやらが作ったもので、自分の身の回り数メートルを大切にしよう、って話とそうしたメディア批判の危険さ、落とし穴が陰謀論になって身の回りすら壊すのを両義的に描いた感じ。とあっさり分かりすぎるので初心者向けかも2012/02/10
Mark.jr
3
読み返し。 こんなにアホみたいな内容なのに、ものすごく迷走しているというか、著者のシリアスな迷いを感じるという意味では、ジャンルは全く違いますが綾辻行人氏の「どんどん橋、落ちた」と似ています。2023/07/07
曰
3
文章が面白い。「千葉ロッテに指名されたような不吉な感じ」とか。なもんで、何が言いたいかとかあんまり考えずに楽しんだ。固有名詞がいっぱいでてきてはらはらする。他の方の感想を読んでなるほどなーと思った。こういうめちゃくちゃさ大好きなんだけど、いっぱい読むとなぜか不安になるんだよな。2021/03/04




