内容説明
ひとりぼっちで寂しく寝込む幼い一太郎が見つけた「お友だち」は、古いお家に住み着いている小さな小さな小鬼たち。ちゃんと仲良くなれるかな。しゃばけシリーズ番外編。
著者等紹介
畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959年、高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞して作家活動を開始
柴田ゆう[シバタユウ]
1973年、愛知県生まれ。愛知県立芸術大学デザイン科卒業。主に時代小説の装画・挿絵を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
128
「しゃばけ」シリーズの短編。絵本のような作りになっていて、子供も大人も楽しめる。柴田ゆうさんの絵が良い味を出している。温かみがあって、優しい感じ。色の使い方も良くて、素朴な民芸品みたいだと思った。話の方ももちろん面白い。若旦那と鳴家の出会いを童話的に描いている。世の中のことが不思議でたまらなかった子供の頃を思い出した。2015/01/22
財布にジャック
117
ぎゅいぎゅい、きゅわわ、きゅんいー、きゅーきゅー、きゅわっきゅー、きゅわん、きゅおーんっ・・・小鬼の鳴家たちが可愛くて癒されました。「しゃばけ」シリーズが大好きなので、一太郎と鳴家たちの出合いがこんなふうに描かれた本にめぐり合えて、とっても幸せです!柴田ゆうさんの絵もイメージにぴったりだと思いました。とにかく可愛いです!2010/09/26
myunclek
97
一太郎と鳴家たちの出会いまでを絵本で…。柴田ゆうさんの挿絵がとにかく可愛い。すでにシリーズでは、一太郎の結婚話が近いのではという成り行きですが、ここでは幼い病弱な五歳の幼児。お家の中で、最初の友達が妖だったのが何とも切ないけれど、出会えて良かったね。2014/06/24
ヒロ@いつも心に太陽を!
97
『しゃばけ読本』を読んでどうしても読みたかった一冊!!一太郎、めっちゃ可愛かった~!!でもってしゃばけ読本に解説(ヒント?)が載っていた秘密探しもしながら楽しく読めた。あ~やっぱり私はこのシリーズが大好きだなぁ。そろそろ新刊も読もうかな。2012/09/04
紫綺
85
しゃばけシリーズの絵本。幼き頃の若だんながとってもかわいい♪大好きな鳴家もたくさん登場するし、柴田さんの絵も堪能できて、今しあわせ気分です(ホント単純な奴)。2011/05/28