内容説明
あなたの隣にいるかもしれない男の子と女の子の恋の一瞬を切り取った7つのラブストーリー。三島賞作家、待望の初短篇集。
著者等紹介
鈴木清剛[スズキセイゴウ]
1970年神奈川県生れ。文化服装学院卒業。’97年『ラジオデイズ』で第34回文芸賞、’99年『ロックンロールミシン』で第12回三島由紀夫賞を受賞
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感想・レビュー
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nobico
3
何が、ってそんなに強烈な印象が残る訳じゃないのに、なんだか妙に好きな本。装丁も話の雰囲気もしっくりきた。作者の名前も好きだw是非子供に付けたいw他の作品も少し読んだけど、これだけがストライク。好きな本をあげてって言われたら入る本2012/02/06
donky
0
どうということもない展開、そして筋書。しかし、この文の透明感はいい。巧まずして自然に見える空気感がいい。日常のスナップを点描するような筆致は、作者ならではの素直さゆえだろうか。リズムを感じます。デザイン・センスなのかな?いや、文章のリズムは、主語の入れ込みが自由だからだろうか。感覚を追いかけての自然さが、主語の位置の自在性で発揮されているのかも知れないなあ。ともかく、レンズを意識しない画像の表出が魅力です。2015/04/05
遠い日
0
040927【読書ノート】評価★★★★2004/09/27
nana_hyr
0
これは好きだった。
のぞみ
0
言葉にできない感じ。いまいち響かないし、現実感も希薄じゃの。。2009/11/24