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内容説明
明るく静かな著者の相談室には、多くの不登校の子どもたちが訪れる。ごく普通の高校2年生C子、希望した高校に入学しながらも行けなくなったT君…。彼らとのやりとりを丁寧に再現しつつ、母親の役割や子どもの話のポイント、キイパースンの必要性、学校への対応の仕方などを説き、ベテランカウンセラーならではの「聞く技術」を明らかにする。
目次
第1章 カウンセリング的かかわりとは―人と人との言葉による交流(混乱した時、人が求めるものは;心が傷つきやすい時―この時こそ、言葉による理解)
第2章 「いじめ」からの脱出と再出発―カウンセリングの一つの歩み(不登校になったT君;「いじめ」の発見と、その対応;学校復帰か、転校か ほか)
第3章 ある少年事件の両親の「手記」を読んで―カウンセリングの視点(驚くべき「少年Aの母親の手記」―少年Aは、何を母親に伝えたかったか?;「いじめ」が、被害者を凶悪犯へと追い込むのか?)
著者等紹介
吉田哲[ヨシダサトシ]
昭和16年、新潟市生まれ。41年、国学院大学卒業。江戸川区教育研究所教育相談員、(財)日本カウンセリングセンター専任カウンセラー・常任理事、国学院大学カウンセラーを経て、現在、中央カウンセリング研究所所長
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