内容説明
バルセロナ五輪の苦い思いからシドニー五輪代表選考をめぐるスポーツ仲裁裁判所の審理まで、プールを輝かせた「すず」の闘いと笑顔のすべてを、自らの回想と関係者への徹底取材、写真家が膨大なカットから選んだベストショットで構成する。待望のメモワール。
目次
1 落選
2 すず
3 大阪世界への扉
4 バルセロナ
5 エクソダス―アメリカへ
6 冷たい水―アトランタ戦記
7 黄金の西
8 復活
9 それから
著者等紹介
千葉すず[チバスズ]
1975年神奈川生まれ。5歳の時、水泳を始める。高校卒業後に渡米。現在は海外に拠点を置いた生活を送っている
生島淳[イクシマジュン]
1967年宮城・気仙沼市生まれ。小学校時より早稲田ラグビーと五輪にのめり込む。早稲田大学卒業後、広告代理店に勤務。99年に独立。フリーランス・ライターとして初の海外取材がシドニーのパンパシフィック選手権だった
藤田孝夫[フジタタカオ]
1964年香川生まれ。写真家。札幌五輪、ミュンヘン五輪をテレビで、観たことがきっかけで、スポーツに関わりたいと思うようになる。中学、高校と野球に明け暮れた後、83年に上京。84年よりフォート・キシモトに6年間在籍の後、90年にフリーランスとなり現在に至る
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