内容説明
憧れのホテルを目指し、僕はインドへ旅立った!観光ではなく、「そこに泊まる」ために世界各地を旅する作家のスピード感あふれる長編旅行記。
目次
ウェイティング・リスト
白い巨象
インド魔術
差し出される手
夢の部屋
何処へ
車夫の背中
ヴォダチャ!
運命の日
便器を抱く
見えない道
湖上の生活
値切りの極意
師匠と弟子
マハラジャの椅子
遠い宮殿―あとがきにかえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
2
稲葉さんの憧れのホテルへの道。インドは一筋縄では行かなかった。 騙されたりとんでもない思いをしながらの旅。身体を壊してからのインド人は極めて優しかった。彼が目指したのはスリナガルのボートハウス。実は私も行きたい場所だが、国境ラインがあやふやな土地でキナ臭い所でもあるのだ。インドは大好きで何度も通ったがジャイサルメールには再訪したい。2015/10/22
Naoko Ito
0
稲葉なおとさんのドタバタ旅行記・・・上級者が目指すインドの旅。 稲葉さんの本は、いつも一緒に旅をしている感覚に陥ります。 他の国から来た旅行者や日本人との情報交換。 商魂たくましいインド人のかわし方。 値切りの極意・・・。 こうするとインド人はがめついみたいですが・・・。 本当はやさしい人たちで、心をそっとほぐしてくれたりする場面は一緒にうれしくなったりしました。 なかなか旅をするチャンスはなさそうな土地だけに、楽しく旅行できたような気持ちになりました。 2013/06/01
史縁
0
建築士の著者が28歳の時にインドの3つのホテルに泊まることを目的にインドを旅した記録。もてるものからは、わかちあうが、弱いものは助ける。 一筋縄ではいかないインドで、無垢な旅人から、10日余りでインド慣れしたしたたかなバックパッカーに成長していく様がテンポの良い文章で語られている。2024/05/21
toshiki
0
インドに行きたくなって、カレーを食べた。もてるものからは、わかちあうが、弱いものは助けるというインドの人の優しさがわかってこの国の事が好きになった。いつか、行ってみたいと思った。2018/08/13




