- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
まれにみる残虐なこの事件は、いまだに謎に包まれたままだ。真相を求めて、法廷に通いつめた父親が執念で突きとめた衝撃の新事実!被害遺族が初めて世に問う慟哭の手記。
目次
序章 東京地裁一〇四号法廷
第1章 再会
第2章 物語(ストーリー)
第3章 生い立ち
第4章 闇
第5章 救出活動
第6章 疑惑
第7章 顔
第8章 判決
終章 別れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
1
★★★☆☆2024/12/13
マイケル
1
本書によると、被害者家族の反対を押し切って失踪事件として公開捜査にしたり、現場に多数の争った証拠(プルシャ(オウム真理教のバッジ)まで)などが残っていたり、当時1歳の子供の微熱のため旅行をキャンセルしたという「坂本弁護士一家」が夜逃げのように「失踪」するはずがないという 父親である著者の意見に、県警は全然取り合ってくれなかったそうです。事件発生時の神奈川県警には、事件を解決しようという意欲が全然感じられません。この事件の時にしっかり捜査していたら、のちのサリン事件などは起きなかったのにと思ってしまいます。2018/07/25
アーク
1
オウム真理教の殺害事件の犠牲者となった坂本弁護士の妻の親族が書いたこの一冊、やっぱり重いな。オウムやTBSに対しての怒り、操作ミスを繰り返す警察への不信感、何より愛する家族を永遠に失った哀しみ。読んでいて辛いけれど、オウム事件を風化させないためにも読んでおくべき一冊。2015/10/31