内容説明
女ひとり、カメラを抱えバイクでヴェトナム縦断!「無謀」といわれようと、「変わり者」と呼ばれようと、どこ吹く風。ドイモイの嵐がエネルギッシュに吹き荒れた激動の10年を見つめ、新しい時代を生きはじめた「女たちの夢」と「生きている道」を写真で綴る、人と街と道の物語。戦争でもリゾートでもない“いま”の確かな手触りをあたたかい瞳で捉えたフォト・エッセイ。
目次
夢
生きる
ヴェトナム颱風の瞳
著者等紹介
外山ひとみ[トヤマヒトミ]
写真家・フォトジャーナリスト。静岡県富士市生まれ。高校時代に写真コンテストで2年連続市長賞を受賞。北井一夫氏に師事。20歳で写真集『家』を出版しフリーに。人物ドキュメントのほか、週刊誌や月刊誌、新聞、広告などを中心に多数の作品を発表。1993年からは過渡期のアジアにひかれ、94~95年にインドシナ1万キロをスーパーカブで縦断。97年に写真展「ヴェトナム颱風」をホーチミンと日本で同時開催して話題に。98年には「MISS・ダンディ」(男として生きる女性たち)でドキュメンタリー写真大賞・人物ルポ部門賞を受賞
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