出版社内容情報
途方もない大金持ちはいかにして生み出されるのか?
150年前、カリフォルニアで起こった「金の発見」と、シリコンバレーで進行中の大産業変革に共通するものはなにか?大陸横断鉄道が創出した富、20世紀広範からのIT産業の興隆など、日本にはない自主独立のメンタリティと、社会が活力とダイナミズムを維持する方法を考察する。
内容説明
途方もない大金持ちはいかにして生み出されるのか?日本経済の未来は、どこにあるのか?
目次
プロローグ 黄金の州
第1部 地表に金がころがっていた―19世紀のゴールドラッシュ(所有地に金が出たので無一文になった男;成功者は金を掘らなかった;皇帝と怪盗、そして見聞者)
第2部 鉄道王、大学を作る(大陸横断鉄道の完成;近代的錬金術の秘密;カリフォルニアへの苦難の旅 ほか)
第3部 ゴールドラッシュの再来―シリコンバレーの起業家たち(大学院生が作った未来的企業 グーグルとヤフー;超新星の爆発 ネットスケープ;インターネットの「配管屋」 シスコシステムズ ほか)
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻、ファイナンス理論、日本経済論。主要著書に『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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