浦島太郎はどこへ行ったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784104315024
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0095

内容説明

浦島太郎を神界へ誘う亀の正体とは?龍宮城はどこにあったのか?玉手箱にはなにが入っていたのか?丹後半島から中国、沖縄まで、ウラシマの疑問を追いかけた旅がはじまる。

目次

第1章 浦島酔亀伝
第2章 故郷丹後
第3章 浦島太郎のウミガメ探し
第4章 発見!海上宮殿
第5章 もう一つの浦嶋伝説
第6章 浦島老翁の謎に迫る
第7章 開けてくやしき玉手箱

著者等紹介

高橋大輔[タカハシダイスケ]
1966年(昭和41)秋田市生まれ。「物語を旅する」をテーマとして、神話や伝説、昔話を水先案内役に、失われた人物、民族、都市を求めて、文献と現場への旅を重ねている。2005年1月にはナショナル・ジオグラフィック・ソサエティ(本部=米国・ワシントンDC)から支援を受けたロビンソン・クルーソー島(南米チリ)への国際探検プロジェクトでエクスペディション・リーダーを務める。王立地理学協会(本部=英国・ロンドン)、探検家クラブ(本部=米国・ニューヨーク)両方のフェロー会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

11
水の江の 浦嶋の子が 玉匣 開けずありせば またもあはましを2015/02/28

たまご

7
浦島太郎の昔話から,古代日本の勢力が浮き彫りに.日本書紀に浦島太郎が言及されてて,龍宮(or蓬莱)に行った年も明記なんて知りませんでした~.とすれば,ただの昔話ではなさそうですよね.何らかの史実(=海人族の力と高橋さんは推理)が裏に隠れてるはず. 山幸彦,海幸彦の話をつなげたのも面白い.これが本当なら,海人族の中でも大和朝廷に協力したもの,敵対したものがいるんでしょうね. 「宗像教授伝奇考」(かな続編かな)とか,「人麻呂の謎」思い出し.古代日本の他国との交流のダイナミックさも感じました.2014/02/15

カツ

5
高橋さん四冊目。他の既読の本と違いはこれは本当に物語を旅する本だった。1500年も前の話を資料を基にその謎を解いていく。中国に渡ってからの展開はとてもスリリングでワクワクした。哀しいかなあくまでも仮説ではあるが。でも、ひとつの解は与えてくれた。2019/06/30

χ

4
仮説がスルスルとつながっていく様が面白くも胡散臭い。膨大な伝承からうまく合致するものを拾ってきてる感じがする。しかし研究には物語が必要。ないとひらめきや飛躍は生まれないのだろう2018/08/08

ばろやん

1
浦島太郎は誰か。ウミガメの種類とかいろいろ展開されすぎてついていけない。著者は金田一ばりに「謎はすべて解けた」としているが。2013/03/13

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