おんみつ蜜姫

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  • サイズ B6判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104304059
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

蜜姫は九州豊後温水藩の末娘。ゆえあって国許でやんちゃに育ち、めでたくも讃岐の風見藩に嫁入りが決まる。が、時同じくして父の命をつけ狙い、将軍家を脅かす不気味な影も忍び寄り…。海賊、武田忍び、尾張柳生、そして徳川天一坊ら次々と現れる難敵相手に四国、備前、尾張、江戸…行脚はつづく。蜜姫の一太刀は悪を正し、明日を切り開けるのか。

著者等紹介

米村圭伍[ヨネムラケイゴ]
昭和31年、横須賀生まれ。平成11年、『風流冷飯伝』で小説新潮長篇新人賞を受賞し、小説家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかりん

6
豊後温水藩の藩主の娘蜜姫。お転婆、やんちゃ姫。父親が誰かに命を狙われてる。その真相を探るべき 忍び猫のタマとおんみつ蜜姫に変身。してますが正体はことごとく見破られ 決闘の迫真の場面も数ありますが どこかクスッとくるお話です。織田信長の話を読んだばかりなので 勝頼の話はとっても面白かったです。2019/03/05

いくぽん

2
表紙を見て、しゃばけ!って思わず手に取りました 文体が敬体で、最初ちょっとなれないなあ、と思ってましたが、それこそ、テレビの時代劇をみているような錯覚に陥りました。読みやすいです。猫好きにはタマの活躍はたまらないし、かっこいい夕介さんも、何だか少しずつ蜜姫に影響されて3枚目になっちゃうし、母君のぶっとんだとこもおもしろい。挙げ句の果てに吉宗が出てきて、普通に蜜姫が話しちゃうなんて、あり得なくてスカッとしました。2017/08/17

聖月

2
◎◎本書『おんみつ蜜姫』でもシリーズ一作目で活躍した冷飯浪人たちが登場するので、その人物たちの位置づけをわかった上で読んだほうが楽しさ倍増すると思うことから考えると、出来ればシリーズ順に読んだほうが楽しいのかな。『風流冷飯伝』『退屈姫君伝』は既に文庫化。2004/09/20

入江大和

1
過去の読書記録より記載。2005/01/22

inarix

1
とぼけたやさしい口調でなかなか鋭い突っ込みのある文体で(笑)、小難しい時代物が苦手な人にもお勧めです。吉宗の「暴れん坊将軍とでも呼んでもらおうか」発言のせいでこの本での吉宗像はすっかりマツケン。 2013/07/24

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