エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

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エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104299072
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

端正な街並みと緑深い森と、被支配の歴史を持つこの国をくまなく旅し、祖国への思いを静かに燃やし続けてきた人々の魂に触れた紀行。

祖国への変わらぬ熱情を静かに燃やし続けてきた人々の魂に触れた紀行。エストニアの人々が歌う「我が祖国」とは、生れた土地のこと。そして、それは地球そのもの――スカンジナビア半島の対岸、バルト海に面したエストニア。首都タリンから、古都タルトゥ、オテパーの森、バルト海に囲まれた島々へ――端正な街並みと緑深い森、他国による長い被支配の歴史を持つこの国への九日間の旅の記録。

内容説明

首都タリンから、古都タルトゥ、オテパー郊外の森、バルト海に囲まれた島々へ―旧市街の地下通路の歴史に耳を傾け、三十万人が集い「我が祖国は我が愛」を歌った「歌の原」に佇む。電柱につくられたコウノトリの巣は重さ五百キロ。キヒヌ島八十一歳の歌姫の明るさ。森の気配に満たされ、海岸にどこまでも続く葦原の運河でカヌーに乗る。人と自然の深奥へと向かう旅。

著者等紹介

梨木香歩[ナシキカホ]
作家。1959年生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

216
エストニアには是非行ってみたいものの、描けるイメージは中世都市タリンの旧市街くらいしか思い浮かばない。本書を読んで初めてエストニアにはヨーロッパ最大の野生動植物の聖地があるということを知った。ヨーロッパバイソン、モウコノウマ、イヌワシ、オジロワシが見られるという。ただ、そうなったのはチェルノブイリの原発事故の放射能汚染によって人間が立ち入れなくなったからだという。たしかに野生動物の存続にとっては、人間こそが最大の敵であるのかもしれない。眼を開かれることの多い本書だが、駆け足の取材旅行だったのが残念だ。2013/11/13

Gotoran

95
地理・世界史でしか知らなかったエストニア。バルト海に面し、ポーランド(飛地のロシア)とロシアの間に位置するバルト3国のひとつ。そこを数日間取材した旅行・紀行記。森・鳥・海、自然と共に生きる人々との交流を通して、著者独特の豊かな感性と視点で感じ・考えたことを綴る。美しい文章の中にも、鋭い洞察と熱い思いを感じ取ることが出来る。梨木香歩固有の世界観を堪能した。巻末のエストニア人に愛されているという歌「我が祖国は我が愛」(梨木訳)がエストニア人の“こころ”を端的に表しているのではないかと感じた。2014/07/27

キムチ27

70
ひょいと虜になった梨木さん。小説の姿もいいがエッセーはその人の内省が素敵に独り歩きする。狙い通り、小説とは異なる彼女が独特なスタイルで視、聴き、語っていた。スウェーデン、独、露の3国の掌で転がされてきたエストニア。未だに独の中世を思わせるとある。自然が豊かに輝き、海・森・鳥が生を謳歌する饗宴をかいまみせてくれる。中に挟まれているカラー写真は香歩さんの言葉そのもの。静かに逞しい国、リーマンショック後の世界経済の中で自給自足の誇らしさを呟く機織りのおばあさん。薄い1冊だが、読み進むと頁に翼が生え広大な眺望が先2020/08/13

Gemi

63
エストニアと聞いて何も浮かばなかった。どの辺だろうと調べてみる。ラトビア、リトアニアの北に位置し、スカンジナビア半島も近くバルト海を挟んでフィンランドのヘルシンキを北に見る。ロシアのモスクワが西側にある国。正直そこまで興味のない国だった。梨木さんの名前で読んだ本。序盤はなんだか印象の薄い旅物だなと思っていたが、中盤から著者の空想世界で面白くなってきた。森の入り口かどこかで全体的に緑で陰影が美しい最初の1枚の写真がとても静謐で神秘的だった。そして終盤は自然について考えさせられる。訪れてみたい国になった。2017/01/21

azukinako

52
9月に訪れたエストニアがすでに遠い昔のことのようだが、読みかけだった梨木さんのエストニア紀行を読み終えた。私が行ったのはタリンだけ。島や森にも全く行かなかったが梨木さんと一緒にもう一度エストニアを歩いた気分である。梨木さんの植物、動物、とくに鳥、そして自然への愛と造詣の深さを強く感じる。沢木幸太郎や村上春樹の紀行文ともまた一味違った紀行文。好きだな。2019/10/28

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