内容説明
料理への熱い思いをこめて…目指すは「旨い!」のただ一点。独創の輝きと正統の迫力に充ちた「コート・ドール」の一皿一皿はいかにして誕生したのか―。現代最高のフランス料理を生み出す厨房のすべて。
目次
シェフの一日
料理人をめざして
フランスの十二年
コート・ドールの十二年
春から初夏へ―三・四・五・六月
夏から初秋へ―七・八・九・十月
秋から冬へ―十一・十二・一・二月
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
22
シェフの経歴や調理に関する情報は興味深い。後半の店のメニューの説明は写真が絶対必要。言葉だけでは想像できない。特におフランスの料理は見栄えも評価のうち。また説明だけでは味もプレーティングも脳裏に浮かんでこない。2016/09/06
けん
10
★3.5 語彙と表現がとても豊か。そして、熱い。2019/10/13
Yuka
3
東京でいくべきレストランはコート・ドール。フレンチの知識はほとんどないけれど、料理や素材の一つ一つに意味があって、物語があるんだなぁと実感している。 本の中で、鶏肉を煮た料理を出すと日本人は「水炊き」をイメージしてがっかり、フランス人は煮る料理が一般的ではないから喜び、食べる人によって印象が変わるとあったのが興味深かった。非日常を演出するのが魅力なんだろうな。読んだらやっぱり食べてみたい。2022/02/04
kenji
0
斉須シェフの料理への考えかたが本当に好き。何回でも読み返したくなる。2013/05/18
まっさん
0
年齢とともに、仕事のしかたも変わっていくんですね。2018/11/23