出版社内容情報
地球全体を中華の価値観に染め上げ、支配する――。その嘘と野望を打ち砕く。ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
内容説明
これが中国の手口だ。『異形の大国 中国』から15年。この国はもはや敵と化した。著者渾身の中国論決定版。
目次
第1章 膨張する中華帝国(創立100年、中国共産党の弱点を知れ;必要なのは尖閣諸島での「日米共同訓練」だ ほか)
第2章 「終身皇帝」の焦り(核先制不使用は逆に中国からの攻撃を招く;民主主義サミットで迷走する米国、ほくそえむ中国 ほか)
第3章 米露が疲弊した後に(命懸けの祖国防衛戦、その尊さを知れ;専守防衛を見直してもなお心許ない日本の国防 ほか)
第4章 彼らに誤解させてはならない(ペロシ訪台で日本が問われる覚悟;「台湾有事」最前線 与那国町長の訴え ほか)
第5章 問われる日本の覚悟(終身皇帝の脆弱な足下;楠木正成を討ち死にさせた政軍関係の過ち ほか)
著者等紹介
櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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