内容説明
日本人初の宇宙飛行士は、いかにして「農のある暮し」を実践したか―宇宙船ソユーズで宇宙に出てから六年。テレビ局の管理職を捨て、農業の道へ。慣れない畑仕事、イノシシや害虫、台風に悩まされた二年間を綴った悪戦苦闘農業日記。
目次
一年目（春 七万粒のシイタケ菌を植える；夏 猪突猛進、イノシシ騒動；秋 台風襲来！されど五穀は豊穣；冬 わが無農薬米初出荷）
二年目（春 皮算用は難しい；夏 毎日が虫取りと草取り；秋 収穫後の作業に追われる；冬 有機無農薬の仲間づくり）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
道草キャラバン
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日本人初の宇宙飛行士となった秋山さんがTBSを退社して福島で農業を始めた際の記録。縁のない場所に飛び込んだのに、周囲に手を貸してくれる人が沢山いるのが印象的。秋山さんはこの十数年後、東日本大震災を受けて福島を離れることになる。その経緯を記した別の作品もあるので、そちらも読んでみたい。2016/01/07
