出版社内容情報
3800000000年を、200ページで。生物の進化の現象を年代順に追跡。あなたにつながる長い道程を見通し良く辿る、明快で刺激的な進化史講座。
内容説明
地球に生命が誕生したのは約38億年前。そもそも初期の生命はどんな場所でどうして生まれたのか?生物はいつどのように多様化したのか?生物はなぜ進化するのか?地球環境と進化の関係は?進化のスピードはどんどん加速しているのか?現生人類はこの先、進化するのか…?本書では、生物に大きな進化が生起したあらゆる局面を、年代順に追跡。様々な現象を具体的に例示しながら、遺伝子の突然変異や自然選択や遺伝的浮動といったネオダーウィニズム的理屈では読み解けない、進化の仕組みの本質を説く。38億年という長い時の間に生物に起こったエポックを画す出来事のすべてを見晴らし良く理解できる本。
目次
無生物から生物がいかにして生まれたのか
シアノバクテリアの繁栄と真核生物の出現
多様化―単細胞から多細胞生物へ
カンブリア大爆発
動物や植物が陸に上がりはじめた時代
「魚に進化した魚」と「魚以外に進化した魚」
両生類から爬虫類へ
恐竜の進化と、鳥の起源
爬虫類と哺乳類のあいだ
ほんとうの哺乳類
様々な有蹄類たち
ヒトはどのようにヒトになったか
進化とは何か
著者等紹介
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。生物学者。現在、早稲田大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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