内容説明
生涯、独身にして芸術と学問に刻苦勉励し、独自の美学を確立した奇なる天才、会津八一。破天荒なエピソードに彩られたその人生にまだ隠れていた逸話を掘りおこし、真の芸術家像に迫る。
目次
「びるばくしゃ」顔の人
遊廓「会津屋」の次男
誇り高き貧乏学生
彼の女は北天の琴座
ターニング・ポイント
八一先生と秋艸堂の塾生
坪内逍遙と双柿舎の額
『南京新唱』に至る途
人生の伴走者たち
目白文化村の頃
都の西北の老教授
野のヒト、ふるさとに帰る
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