ずっとドラマを作ってきた

堀川 とんこう【著】

新潮社（1998/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 218p／高さ 20cm
• 商品コード 9784104213016
• NDC分類 778.8
• Cコード C0095

内容説明

もう一歩、あと一段、遠くへ、高くへ。もっと味わいと深みのあるストーリーにならないか。脚本家との苦心惨憺、俳優起用の妙味、小説を映像化する難しさ。企業内クラフトマン（職人）の息苦しさと素晴らしさ、そして視聴率との葛藤…。テレビドラマに憧れと問い掛け、人の生きる哀しさ、喜びを乗せてただひたすら四十年。数数の名作ドラマを手掛けたテレビマンの上質な回想録（メモワール）。

目次

１　あいまいな報道志望のアシスタント・ディレクター
２　『サザエさん』と『七人の刑事』、ＴＢＳ闘争
３　初プロデュース『グッドバイ・ママ』
４　ウィル・ユー・ダンス？『岸辺のアルバム』のこと
５　視聴率の辛酸
６　俳優たちへの片思い―四通の恋文
７　テレビドラマの作家性
８　原作のあるドラマ
９　十五年目のジャック・アンド・ベティ
１０　自分の領域と松本清張ドラマ