内容説明
往来の喧騒の奥で、睦みあう情熱的な男女。気に入った男を誘い、快楽の虜と化す江戸の女たち。華やかな春画から、そしてエロティシズム溢れる小説から、交互に押し寄せる官能の波はやがて愛へと昇華する。大好評続々重版中の「春話二十六夜」、書下ろしを加え、後半いよいよ開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
48
二十六夜の後半の13編。前半に比べて物語度が低い気がする。「落花哀惜」は美しい物語だが、絵とのつながりが分かりにくかった、桜でつないだのかな。北斎や国芳の春画がたくさん使われているが国芳の画風の方が好きかも。2019/11/30
松風
14
春画につけられたイメージ文。短編小説として完結しているでもなく、散文詩というほど詩的でもない。2014/04/19
猫草
2
浮世絵の世界でんなぁ〜江戸時代の方が性について解放されてた2014/06/14
アカツキ
0
図書館☆☆☆2014/03/14