出版社内容情報
僕は、あの頃の先生より歳をとった──それでも、先生はずっと、僕の先生だった。
夢に破れた美術教師、ニール・ヤングを教えてくれた物理の先生、こわいけど本当は優しい保健室のおばちゃん。人生で最初に出会う大人、教師との懐かしく、ちょっと寂しく、決して失われない物語。
内容説明
僕は、あの頃の先生より歳をとった―それでも、先生はずっと、僕の先生だった。受験の役には立たなかったし、何かを教わったんだということにさえ、若いうちは気づかなかった。オトナになってからわかった…画家になる夢に破れた美術教師、ニール・ヤングを教えてくれた物理の先生、怖いけど本当は優しい保健室のおばちゃん。教師と教え子との、懐かしく、ちょっと寂しく、決して失われない物語。時が流れること、生きていくことの切なさを、やさしく包みこむ全六篇。
著者等紹介
重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年、『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年、『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001(平成13)年、『ビタミンF』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pdango
63
★★★★☆ロックンロール。ロックは始めることで、ロールはつづけること。ロックは文句をたれることで、ロールは自分のたれた文句に責任をとること。ロックは目の前の壁を壊すことで、ロールは向かい風に立ち向かうこと。「大事なんは、ロールでけるかどうかなんじゃ」。今は止まっていても、もう一度動き出せるか?いくつになってもロール!2020/05/07
そのぼん
37
学校を卒業して、大人になって…。学生時代を振り返ると色々あったよなって思いました。心にしみわたる短編集でした。2012/02/23
まさと
36
初の作家さん。短編集。思春期の少年少女の揺れ動く感情が見事に描かれていた。どれもいい話で涙なしには読めなかった。ぜひ、他の作品も読んでみたい。2013/09/09
さら
36
「先生」に関連した短編集。特に「にんじん」は印象的でした。聖職者である‘先生’がどうしても好きになれない生徒。むしろ嫌いで嫌いでたまらない生徒。先生も人間だから仕方ないと思う反面、もし嫌われているのが我が子だったら許せないとも思います。その嫌っていた生徒にんじんと同窓会で再会しますが、彼にビシッと言われてしまいます。彼は先生のことをどう思っていたのか、気付いていなかったのかとも思いましたが、やはり当事者が気付かないはずはなかったですね。 「泣くな赤鬼」も良かったです。先生が出来ることの限界 →2013/06/16
FK
32
泣くな赤鬼は心にしみます。地元を離れて早20年、学生だった頃の思い出は遥か彼方に。先生との交流もなく、友人とも年賀状程度。旧友のほとんどの近況は不明だし。会いたい先生と言えば、小学生のときに本を読むことの楽しさを教えてくれた先生かな。短編集ですが、心にしみるお話ばかり。いじめが題材になると気が重くなりましす。2014/01/19
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