内容説明
子供が出来たその日から、10月10日のスッタモンダ。笑いも涙も感動も、全拍子そろいもそろった爆笑桃印エッセイのスペシャル版。
目次
妊娠判明
悪阻
便秘
情緒不安定
不安
手術
マタニティーブルー
粉瘤
命名
出発
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
140
さくらももこ先生の妊娠から出産に至るまでの痛快&喜怒哀楽満載のエッセイです。妊娠&出産を経験されてる方には本当に'あるある'な内容なんだと思います。世に言う'マタニティブルー'や便秘との'戦い'など本当に大変だったんだなぁと感じます。母は強しと言いますが、本書を読み終え、改めてその偉大さが伝わります。とはいえ、そこはさすがさくら先生、随所に爆笑をふんだんに盛り込ませてくれているので、読み終えたあとの気分はかなり爽快なモノになります。女性よりも男性(特に奥さまが妊娠中の方)がある意味、読むべき作品ですね。2018/10/02
nyaoko
97
さくらさんの妊娠~出産までのエッセイ。自分もさくらさんと同時期に妊娠して、出産しているので、色々と当時を思い返す。悪阻や便秘の話は本当に本当にその通りで、今から妊娠を望む人にはちょっと怖いかもしれないけど、まさに「そういうふうにできている」ので、何も心配しなくていいと思う。しかし、このタイトル、本当に秀逸です。2020/02/02
s-kozy
66
十数年ぶりの再読。1995年発行のさくらももこの妊活(当時はこんな言葉はないか)・妊娠・出産エッセイ。「妊娠・出産」を「珍奇で神秘的な出来事」(180頁)とするさくらさんのお話が楽しんで読める。観察眼の確かさや自分を俯瞰して見ることのできる冷静な視点、選ぶ語彙の的確さ、文章のリズムのよさなどに改めて感心した。名作。世紀末を迎える中で「面白い時代に私達は生きている。こんなわけのわからない速さであらゆる事が進んでゆく時代はなかなかない。どうせなら嘆くより愉快に懸命に生きた方がよい」(178頁)(続く)2018/10/11
☆よいこ
57
さくらももこの妊娠・出産・子育てエッセイ。妊娠出産てのは人生の一大事業で、少子化が進む世の中経験しない人もいるだろうし経験しても人生で2・3回程度だろうと思う。そんな出産の経験をさくらももこが軽快な語り口で描く。産院さがしとか、便秘の話とか面白かったけど、割と普通な感じだった。よみやすい。2018/08/28
mai
37
再読♪妊娠~出産のエッセイ。だんなさんとのやり取りが面白いです。妊娠中の体の変化について詳しく書かれていて勉強になりましたヽ(*^^*)ノ2014/02/04