内容説明
歴史小説の第一人者が1001の名曲を精選し、数多の演奏を聴き比べ、魅力の真髄に迫る世界に比類なき、音楽をめぐる随想。
目次
交響曲
管弦楽曲
協奏曲
室内楽曲
器楽曲
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945年、愛知県蒲郡市に生まれる。中学生のとき、昼の校内放送で耳にしたクラシック音楽に衝撃を受ける。その曲はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調で、初めて買ったレコードも、ハイフェッツのヴァイオリン、ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団による同曲収録のものだった。1967年、早稲田大学第一文学部英文科卒業。出版社につとめ、雑誌編集のかたわら立原正秋に師事し、同人誌に小説を発表する。1972年、執筆に専念するため退社し、郷里の蒲郡に帰る。1991年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を受賞。以後、『夏姫春秋』で直木賞、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、司馬遼太郎賞、『子産』で吉川英治文学賞を受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。