知ることより考えること

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知ることより考えること

  • 池田 晶子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 新潮社(2006/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104001088
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

『知ることより考えること』とは、決して知ることの否定ではありません。考えるとは、本当のことを知るために考えるという以外ではあり得ない。しかし、きょうび「知る」とは、外的情報を(できるだけたくさん)取得することだとしか思われていない。取得するばかりで、誰も自ら考えていない。だから世の中こんなふうなのであります。インターネットなんかいらない。もし本当を知りたいのなら、考えることだ。痛快哲学エッセイ。

目次

第1章 自分とは何か(私のコスモロジー;長命も短命も ほか)
第2章 悪いものは悪い(思わせ人生;お金を稼ぐと言う子供 ほか)
第3章 人間の品格(選挙だってさ;戦争体験を語り継ぐ ほか)
第4章 哲学のすすめ(医者の心得;患者の心得 ほか)

著者等紹介

池田晶子[イケダアキコ]
1960年東京生まれ。文筆家。慶応大学文学部哲学科卒業。専門用語を使わず、哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語ることに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

105
池田さんの痛快な哲学エッセイ。あらゆる社会問題にひるむことなく、切り込んで姿勢にしびれた。お金儲けに奔走することを辛辣に批判している所には深く共感。よく読むと、ここに書いてあることはごく当たり前のことなのだが、それを痛快に感じるのはこの社会が歪みきっているからだろう。答えが出なくても、自分一人で考え続けること。それが池田さんの一番大切なメッセージだと思う。2014/10/02

団塊シニア

50
池田さんの哲学エッセイは何度読んでも奥が深い、考えること、そして言葉を如何に大切にしてるかがわかる、「売れなくてもいい、読んでくれる人がいればいい」という持論を展開し編集長と大喧嘩したエピソード等は本書を読むと納得できる2015/03/26

ももたろう

33
『個性とは、自分で見つけるものではなく、他人が見つけるものである』って本当にその通りだと思う。でも、現代の教育は『自分の意見』とか『個性の伸長』などと言っていて『自分教』みたいな宗教みたいになっている。その自分教の教義で社会に出たら苦しいだろうに。大多数の人間のように悩みが絶えない人生になってしまうんだろう。『人生は冗談である』という言葉には笑った。やはり彼女のように問い続けて「自分と世界は同じである」というところまで辿り着いた人は人生に余裕がある。だから『人生は冗談である』なんて言えるんだろう。2016/10/17

双海(ふたみ)

31
著者は、「思う」ことと「考える」ことを峻別する。「『考える』とは、『精神が本質を洞察する』という以外の何ものでもない」・・・勁いね、しびれるね、こういうことを言ってくれる人の存在はありがたいね。とくに面白いと思ったのは、「団塊の世代」を「ものを考えない」世代であると評している点。著者曰く、「より具体的に言うと、騒々しい、落着きがない、すぐに徒党を組む、そして政治的である。これを称して、御本人たちいわく、『社会変革の理想に燃えた世代』。ウソをつけだな」。だいぶ辛辣。2016/03/22

tatsuya

29
考えている側の立場から、考えていない者たちに厳しい態度が徹底してる。潔いとも頑固とも取れるその姿勢は、迷いがないので気持ちよい。考え続ける人の日常を覗き見ている心地がした。女性でこういう人って珍しい。2017/03/06

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