内容説明
ある地方に伝わる奇妙なゲーム。秘密裏にゲームを引き継ぐ“サヨコ”のほかに、鍵を渡すだけのサヨコがいた―。もうひとつの小夜子の物語「図書室の海」ほか、あるウエイトレスの殺意と孤独を描くぞくっとする話、記憶を刺激する懐かしくも切ない物語、異色SFと、様々な物語を次々と紡ぎ出す恩田陸の世界を堪能できる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
25
ミステリー、ホラー、SF、不思議で切なく懐かしい物語がいっぱい詰まった玉手箱。ある地方に伝わる奇妙なゲーム。秘密裏にゲームを引き継ぐサヨコ以外に鍵を渡すだけのサヨコがいた。「六番目の小夜子」番外編も入った恩田ワールドを堪能できる一冊。2013/02/09
☆エンジェルよじ☆
22
ピクニックの前夜と小夜子の番外編を読んでみたかった。「茶色の小壜」「国境の南」が印象に残った。SFとホラー系が多かった。恩田さんの作風なのかな。恩田作品初心者なのでご容赦を。2017/06/06
Me
16
いい感じのぞくぞく感。知ってる名前が出てくる嬉しさ。あっという間に一冊楽しく読めました。 「春よ、こい」は脳が混乱してよく分からないまま終わってしまったけど、全体的に好きな話が多く満足です。2021/03/26
ちょこ
13
恩田さんの短編集はあとがきでそれぞれの話の背景が語られるのを興味深く読んでいる。ちょっとした読者サービスよね。色々な話があったがホラー寄りの話がよかったかな。2023/10/19
Heart place
13
恩田陸さん、中学生の時に読んだ『夜のピクニック』以来です。(*^^*)10編の短編集。どのお話も優しい時間に包まれていて、どこか寂しくて妖しくて不思議で静かで怖くて……一編一編がいろんな色を持っている作品で、読み進めることを夢中にさせて引っ張られるような作品でした。最初の『春よ、こい』何だか怖かった。桜の綺麗な景色が浮かぶのに、色の無い世界に見えました。難しくて頭がパニックになりました。でも良い作品でした。(^-^;「ピクニックの準備」「国境の南」も読みやすくて好きな作品です。(*^^*)2015/03/09




