内容説明
情勢分析のスペシャリストによる、真の戦略的外交とは何か。冷戦後の世界地図と日本の進路が見えてくる。
目次
第1章 「冷戦後」を生きる(パックス・アメリカーナと日本の役割;冷戦終結を反芻して見て;「デタント時代」の安全保障;新秩序かヤルタ体制か)
第2章 アジアとつきあう(「〓小平後」をいかに考えるか;タイという「文明」;カンボジア和平の戦略的意味 ほか)
第3章 「湾岸」から学ぶべきこと(無責任な日本の「情勢判断」;日本はフセインの失敗から何を学ぶべきか;憂うべき日本の「情報体質」 ほか)
第4章 文化として考える国際情勢(環境問題の考え方;知的正直さとは何か ほか)
第5章 冷戦後のアジアにおける安全保障の枠組み