内容説明
薪ストーブの火を見つめながら僕らはまた話し始める。カリブーやムースのこと、雪の言葉、愛すべき仲間と人生―。フェアバンクスの森に暮らす著者の、自然と人間と生命の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jun Shino
2
やっぱり星野道夫かっけえ!アラスカの大地や海や川、グリズリーやカリブー、ムース、森の風景などが脳裏に広がる。さらに憎いくらいロマンティックで哲学的で、心に食い込んでくる文章。氷河期の海面低下で出来た平原ベーリンジア。マンモスを追うライオン、ユーラシアからアメリカに渡るモンゴロイドの想像、カリブーの大移動、ほか多くがロマンを掻き立てます。 「ブルックス山脈の夜の谷は、タイムトンネルをくぐり抜けるのに苦労はいらなかった。今が一万年前だと思えば、私たちはそのまま洪積世の中にいた。」 たまりません。2020/05/09
Look
2
著者の自然に向き合う姿がいい。こういう生活をしてみたい、と憧れてしまう。ただ、本としては少々淡々としすぎており、物足りない気も。もっと具体的な情報を入れて長くして欲しかったな(初出の媒体の雰囲気に合わせたものだろうから、仕方ないとは思うけど)2015/08/10
ユ-スケ
2
アラスカが目の前に現れてくるような言葉 著者の経験 数々の登場人物 アラスカのことを書きながらも語られているのは命、生きる、ということ 身が引き締まるような世界2015/05/08
Junko ama NANA
1
星野道夫の目、言葉を通して語られるアラスカという宇宙が、私ともきっと繋がっているはずと考えることは、私も命を受けた生き物のひとつであると覚醒することだ。2021/05/30
ぼや
1
読み終わった!けどまだ読み終えてないような感じ。ずっと読み続けたい。星野道夫さんの本は文章がきれいで優しくて公平で、読みながら涙が出そうになった。なんで私は星野道夫さんが大好きなんだろう。会ったこともないのに。2018/02/18