内容説明
それまで小児科医や発達心理の専門家が中心だった赤ちゃん学は、脳科学や霊長類学など異分野の研究者も加わることで近年、飛躍的に進化・発展を遂げた。本書では、胎児の自発運動や新生児の認知・学習能力などの実験からわかった新事実を紹介しながら、早期語学、テレビ・ビデオ視聴、母乳育児、語りかけ、離乳食、アトピー・SIDS対策など関心の高い育児法について、その良し悪しを科学的に検証している。最新の研究成果から易しく解き明かす、画期的入門書。
目次
第1部 世界の研究室から
第2部 ことば
第3部 テレビ
第4部 母乳
第5部 こころの芽生え
第6部 這えば立て
第7部 最初の試練
第8部 シンポジウムを終えて