内容説明
それまで小児科医や発達心理の専門家が中心だった赤ちゃん学は、脳科学や霊長類学など異分野の研究者も加わることで近年、飛躍的に進化・発展を遂げた。本書では、胎児の自発運動や新生児の認知・学習能力などの実験からわかった新事実を紹介しながら、早期語学、テレビ・ビデオ視聴、母乳育児、語りかけ、離乳食、アトピー・SIDS対策など関心の高い育児法について、その良し悪しを科学的に検証している。最新の研究成果から易しく解き明かす、画期的入門書。
目次
第1部 世界の研究室から
第2部 ことば
第3部 テレビ
第4部 母乳
第5部 こころの芽生え
第6部 這えば立て
第7部 最初の試練
第8部 シンポジウムを終えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろ
1
いろいろな研究がオムニバス的に紹介されていて、軽い読み物として気軽に読めた。ベビーサイン、語りかけ、読み聞かせ、テレビの弊害、卒乳、アレルゲン、SIDSの原因など、興味深かった。2015/11/24
ゆー
0
思ったより読み応えのある本でびっくりした。生後2ヶ月がいろいろなところで出てきたけど、もう過ぎちゃったよ~。2014/05/12
SAJOU
0
《図書館の本》友達に教えてもらった本。赤ちゃんのことはまだまだ分かっていないことばかり。だから親は迷う。子どものために情報を選別する力はつけておかなきゃなあ。知らなかった情報を得られたので読んで良かった。2012/06/25
ことり
0
子供が1歳を過ぎてしまったので、今更・・・という気がしないでもないですが。ものすごく目新しいことは無かったものの、やはりテレビ視聴は批判されがちなんだなぁ。我が家ではテレビの活用が大成功なのに。体操が出来るようになりたくて、毎日練習していたら1歳ちょうどでジャンプ出来るようになったし(笑)2012/05/12
gurisan
0
★☆☆☆☆ まぁ、新しい知識は得られなかったけど、自分がまぁこの程度は常識として知っているってことがわかった。2010/09/04