ロシアン・ルーレット―「フォト・ドキュメント」ソヴィエト帝国の崩壊１９８９‐１９９１

アフガン帰還兵、女子大生娼婦、エイズ病棟の少女、売春婦殺害現場、民族紛争血の衝突、８月クーデター、他、ニュー・フォト・ジャーナリズムの旗手が放つ、衝撃の最新ショット百数十枚！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

teshico

ソ連崩壊前夜の様子が綴られている。アメリカにとってのベトナム、ソ連にとってのアフガン、大国の覇権主義が泥沼を呼び起こす様はあまり変わらないのかもしれない。むくわれないアフガン帰還兵、民族紛争、売春、麻薬、エイズ、そして共産主義体制の終焉。そんな時代だったのだ。2012/03/14

ルヴナン

佐藤優が「一番の修羅場」と呼んだ、ソ連崩壊直前のモスクワ。狂気と混沌と野蛮、ロシア人とはこの時代を生き抜き、この時代を懐かしむ国民であると知るべき。2016/09/26

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