小林秀雄先生来る

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  • サイズ B6判/ページ数 138p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103811053
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0093

内容説明

昭和も後期の青森県西津軽郡に、小さな港町が一つ。当地で祖父たちの代に始まった文芸同人誌の灯を、地味に細々とながら守り続ける青年が四人。文学への情熱で堅く結ばれていた筈の四人の友情に、微妙な影を落す存在となったフィリピーナが一人。そんな彼らの前にふッと現れ、小林秀雄を名乗る背広姿の老紳士が一人…。あの文学の神様、昭和を代表する知性が、ほんとにおらほの町に?!かくて、人間であることの幸福について熱く問い掛ける、圧倒的な奇蹟の劇が一幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

109
原田さんの本はひさしぶりに読んだ。しようもないことをユーモラスたっぷりに描いたエッセイ集が好きで、昔よく読んでいた。エッセイのあのユーモアがこの戯曲でも生かされていて、笑えるところがある。青森の小さな町の文学サークルを小林秀雄が訪れるのだが―――。全体的に中途半端な感じで、喜劇を狙っているのか、ユーモアがありながら感動する劇を狙っているのか、はっきりしないところが残念だった。それでも大人然とした小林秀雄と田舎の文学青年たちの噛みあいそうで、噛みあわない会話はかなり可笑しかった。2015/08/04

siorinn

4
原田宗典の戯曲は初めて読んだのですが、太宰も真っ青の津軽弁がユーモラスさと地方の朴訥とした同人誌の人々を良く表していますね。最後が胸がほんのり温かくなるのが原田氏のいいところ。いや、よくここまで書いてくれましたね。拍手。舞台も観てみたいものです。2009/07/20

駄々猫

4
「津軽弁って、本当にこんなの?」という疑問はさておき、同人仲間の「名前」と、彼らの会話が面白い。偽者であるはずの小林先生が、しっかりお酒を飲み、しっかり講演をして、最後は「そういうことだったのか!」と。小林先生の講演CDを聞きたくなりました。2009/05/30

nora

1
「来ねかもしんねえでねが」 不安な顔を見合わす『津軽大學』の同人たち。しかし、来た!小林秀雄先生!ちょっとハズし気味のドタバタ劇が、小林先生の講演で一気に感動のドラマに変身した・・・のか?2009/05/01

mushagumi

1
意外とあっさり読めた2009/03/20

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