出版社内容情報
時空を超え、鮮烈に蘇る古の声、声、声。髙村文学の極限と愉楽がここに。老いて死に瀕した一人の男が、意識の塊と化して長い仮死の夢を見る。そこに沸き立つのは高らかな万葉びとの声、野辺送りの声、笑い転げる兎や蛙の声、源氏の男君女君の声、都を駆けるつわものたちの声、定家ら歌詠みたちの声、そして名もなき女たちの声――。古文と現代文の自在な往還を試みた独創的文体、渾身の長篇小説。
内容説明
老いて死に瀕した一人の男が、意識の塊と化して長い長い仮死の夢を見る。そこに沸き立つのは高らかな万葉びとの声、野辺送りの声、笑い転げる兎や蛙の声、源氏物語や伊勢物語の声、古今・新古今の歌の声、都を駆けるつわものたちの声、そして名もなき女たちの声―。古文と現代文の自在な往還を試みた渾身の長編小説。
著者等紹介
〓村薫[タカムラカオル]
1953年生まれ。1990年『黄金を抱いて翔べ』でデビュー。1993年『マークスの山』で直木賞受賞。1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞受賞。2010年『太陽を曳く馬』で読売文学賞受賞。2017年『土の記』で野間文芸賞・大佛次郎賞・毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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