内容説明
飛行機墜落、“奇跡の生還者”となった服部さんを次々と襲う不可解な出来事。疑惑の財界人の元秘書はなぜ執拗に彼を狙うのか。服部さんは遂に立ちあがる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Penguin
12
飛行機事故で助かった服部さんの、その後の話し… 正直助かった人はそれなりの大変さも、あるのだろうと思う。 ただ、服部さんが巻き込まれる事件に、ちょっと受け入れがたい内容もあった。2012/04/21
horihori【レビューがたまって追っつかない】
9
ごく平凡なサラリーマンだった服部さんは、飛行機墜落事故で生き残った時から「奇蹟の生還者」になる。だが、彼の言動を快く思わない者の出現によって、身の周りに不穏な出来事が次々と起こりだす。同じく生還者であった高木さんや、服部さんの家族、愛人に危険が迫り、服部さんは以前の平凡な日常を取り戻すために戦うことを決める。事故さえ起こらなければ、と思わずにいられない。マスコミにおだてられ、逆恨みされる。そんな非日常に引き込まれるが、そこからの展開はイマイチ。服部さんにもあまり同情の余地はないし、盛り上がりにも欠ける。2008/07/18
AR読書記録
0
『濁った激流にかかる橋』が好きで,そのテイストを求めて読んでみたのだが,だいぶ違う...2013/06/17