• ポイントキャンペーン

私小説という人生

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103757030
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

田山花袋、『蒲団』、岩野泡鳴『耽溺』、二葉亭四迷『平凡』などの本当の面白さが甦る批評集。

目次

田山花袋
岩野泡鳴
二葉亭四迷
樋口一葉
島崎藤村
正宗白鳥

著者等紹介

秋山駿[アキヤマシュン]
1930年東京生れ。早大仏文科卒。60年、評論「小林秀雄」で群像新人文学賞を受賞。90年、『人生の検証』で伊藤整文学賞受賞。96年刊行の『信長』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糸くず

2
「明治の文学者はよくやった、だから馬鹿にするのはやめよう」という本。高橋源一郎とやっていることは一緒だが、源ちゃんにはない枯れた味わいがある。『日本文学盛衰史』と合わせて読みたい一冊。2010/02/26

yumiha

1
「私小説」とは何か?を田山花袋を掘り下げながら探った評論。「自分を井戸にして、平凡な生の中の人間の信実という地下水を汲み上げねばならぬ」ために、ラスコリーニコフ的歩行、つまり心の葛藤と周りの景色を絡み合わせて描写していくこと。2010/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/205899
  • ご注意事項

最近チェックした商品