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出版社内容情報
もう、あなたはいない――パートナー喪失後の穏やかな覚悟を綴る感動の手記。“結婚しない女”と呼ばれたわたしが一緒になったのは、ニューヨークでも有名な作家で、プレイボーイ――。山あり谷ありの幸せな33年間を経て、「ふたたび一人」で生きていく。その声や仕草、におい、運命的な出会いから最期の表情まで、一足先に旅立ってしまった彼の記憶を抱きしめながら。心の筆で書き留めたエッセイ。
内容説明
あなたの記憶を抱きしめながら、「ふたたび一人」で生きていく―心の筆で書いた感動の手記。
目次
何を見てもあなたを思い出す
ピート・ハミル通り
大地が動いた
君がニューヨークに来るなんて
ぼくの家へ行こう
靴底に開いた大きな穴
伝説のチェルシー・ホテル
ニューヨーク・スケッチブック
ハミル家のクリスマス
別れの予感
思いがけない手紙
一生、君に誠実であることを誓う
運命の地メキシコ
「もう、寂しくないね」
闘う編集長
ドリンキング・ライフに別れを告げて
灰になったコレクション
ダイエット大作戦
9・11
ハネムーンをもう一度〔ほか〕
著者等紹介
青木冨貴子[アオキフキコ]
1948(昭和23)年東京生まれ。作家。1984年渡米し、「ニューズウィーク日本版」ニューヨーク支局長を3年間務める。1987年作家のピート・ハミル氏と結婚。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo Ebihara
0
ピート・ハミルのエッセイが大好きだった。青木冨貴子の『目撃 アメリカ崩壊』には衝撃を受けた。二人の関係は全く知らなかった。著者は、1984年、日本でハミルにインタビューしたのち、『ニューズウィーク日本版』立ち上げの為に渡米、再会を果たした。 再会後、直ぐに恋人関係になり、別れもあったが、87年に結婚。住まいや暮らし、愛犬、交友関係、旅、仕事、闘病、看護、 2020年、死が二人を分かつまで。 ハミルの表と裏、強さと弱さを静かな筆致で書かれている。 冨貴子は、ふたたび一人で生きていく。 アローン・アゲイン。2025/05/25
るどこ
0
前半はずっとこの夫婦の結婚するまでの経緯やらで内容が80年代なら文体も80年代。 あの才気ある人でも歳をとると凡庸な文を書くのだなと思思った。 早いお別れのように書いているが、85才なのだから。40代50代の死に別れも多いというのに。2025/06/10
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