内容説明
夕暮れのニューヨークだからあなたに、私のすべてを話そう。作家ピート・ハミルと結婚し、N・Yに住む気鋭の女性ジャーナリストが、語りかけ、目を凝らし、聞き入った20の物語。
目次
聖ヨハネ寺院の鐘が鳴る日
タクシー・ドライバーの孤独
ナンシーのマスク彫刻
ハイチ人の誇り
幻想のアメリカ、幻想の日本
街角のささやかなレジスタンス
ベトナム戦争の残像
リーディーズのアイルランド魂
グローリーの子供劇場
元ブロードウェイ歌手の追憶
片親のニューヨーク
成功のシンボルを手に入れる法
判事ミルトン・モランの回想
馬と馭者の物語
露天商の独り言
放浪のギャンブラー
征服者の街
ライオンズ・ヘッドの女主人
作家の好んだパッチン・プレイス
チェルシー・ホテルの住人