内容説明
欧米ビジネス最前線で体得した対決の流儀とは何か―ユニークな体験を活写し、国際化する日本人へ、示唆に富んだ、熱いメッセージをおくるビジネス・ノンフィクション!
目次
第1章 記憶によみがえる対決(微分方程式の対決;一対百の対決;時間との対決;知的戦場の対決)
第2章 たった一人の日本人(船上レストランの面接;ルノー初出社;異分子のアクロバット;没になった特集記事;情報とリンゴ;衆議一決とパワー・バランス)
第3章 対決のメカニズム(ヨーロッパ的心の余裕の正体;対決のトレーニング;皮肉の論理学;ユーモアの充電;詭弁・強弁の技術力;日本式説得とアメリカ式納得)
第4章 欧米ビジネスの現場から(顔のない名刺;一人称文化とチームワーク;エンジニア進化論;見えざる契約書の価値;ボトムライン・アプローチの功罪;賠償責任という名の妖怪;人材国際化プロセスの盲信;国際舞台で求められるビジネスマン像;マベリックたちの時代)