内容説明
本の読み方はひとつにあらず。稀代の“乱読者”群ようこが読めば、ちびっこグループサウンズのような私や近所の謎のバトル夫婦に思いは飛んで…!?今回読んだ本は、乱読ぶりに磨きをかけて、西原理恵子の漫画から「ブッダのことば」まで。どっひゃあ笑ってふむふむ共感、おなじみ「読書エッセイ」シリーズ第4弾。
目次
小さな空き地の不思議な家族―西原理恵子「ぼくんち」
ネガティブでドメスティック―鷲田清一「ちぐはぐな身体」
私のどこがいけないの?―ホックニー/スペンダー「チャイナ・ダイアリー」
激怒健康法―中村元(訳)「ブッダのことば」
臨終のお手本―深沢七郎「楢山節考」
怒濤の食欲に唖然―古川緑波「ロッパの悲食記」
「晴耕雨読」の重み―ホッファー「波止場日記」
末は博士か大臣か―長島譲「女博士列伝」
不要なものばかり―山本昌代「エルンストの月」
不眠症と凄い夢―ホブソン「眠りと夢」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
34
角田さんの書評本を読んだ後だっただけに、ガックリ感がひどすぎました。 例によって、母親の浪費、たかりに対する愚痴が始まった時点で読む気がしなくなりました。 昔は大好きで新作が待ち遠しかったのに、着物にはまり、母や弟への愚痴が多くなった頃から遠ざかっていました。 私には合わないと、改めて思いました。2014/12/11
あつこんぐ
6
群さん、歳とったなぁというのが第一印象。あとがきで本を処分した時の事が書いてあったけど、未読の本が段ボール箱に50箱とは…。どんな本があったんだろう。スゴい。図書館みたいなんだろうなぁ。本の紹介よりも群さんの私生活の話の方が面白い。西原理恵子の『ぼくんち』が紹介されていたが、マンガも読むんだと驚いた。2012/04/24
鹿ノ子
1
「生活図鑑」欲しいです。 2021/04/13
ゆりっぺ
1
1999年5月22日
めぐねい
0
群さんの本を読むのはいつぶり?高校の頃、無印○○物語シリーズにはまってたなあー。読書録というより、本の感想につながる前書きの部分がとても面白かった。この人は人間観察に長けてるなあと思った。お母さんの話がよく出てくるけど、実際本当ににくかったら文章にすることもしないよね。私には扱いきれないと思っちゃうけど(^_^;)角田さん、群さんの読書録に共通して出てきた鴨居羊子さんについて読みたくなった。昨日の本といい、ヨウコさんばっかり(笑)2018/01/08
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