内容説明
リカちゃん人形がベストセラーを続けてちょうど20年。このマカ不思議な少女の心の文化史。人形にみる小女文化論。
目次
第1章 遅れてきたヒロイン
第2章 母親かボーイフレンドか
第3章 アメリカ文化のヒロインVS日本文化のヒロイン
第4章 テクノカルチャーのおやゆび姫
第5章 もてあそんだ少女たち
第6章 もてあそばれたリカちゃん
第7章 リカちゃんと少女民俗ファッション
第8章 リカちゃんとハウス―戦後の親子二重奏
第9章 リカちやんは変りうるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
6
もう情報は古くなってしまったが、人形学の研究者によるリカちゃん分析。どんな題材だって、研究対象になるのだ。2024/04/17
ガジ
1
このアプリでは初読だけど、卒論の時に読んだのの再読。読破は初めてかも。「少女民俗学」ってなにかなぁと思って読んだけど、購入されてからの人形がどうなっていくかは注目すべきポイントだよね。でも現代だとパパのお人形もいるね、少し変わった部分もあるので、今のリカちゃんとくらべながら読むと面白そう。2022/01/08
朱音
1
数あるオタク本、いや、サブカルチャー本とはちょっと違う。というのは、この筆者は日本女子大の美学美術史の教授で、人形論の専門家なのだ。人形と少女の関係から、時代の移り変わりまで論じてしまうという…いや、学問って深いなぁ。2003/03/08
ワタナベ読書愛
0
1987年刊行。それまで研究対象にならなかった少女の人形遊びを熱烈に研究し、一般の人向けにわかりやすく解説した本。中年のオッサンが、バービー人形やリカちゃん人形に異常に詳しく、思い入れたっぷりに書いている。庶民の人形遊びを丁寧に取材した様子が、取材を受けた人の回答や、人形の寄付などの協力事例からも伝わって来る。人形遊びは今や子どもだけではなく、年齢性別国籍問わず受け入れられている素敵な文化だが、学者の目から見ると一種異様な風景に見えるところが面白い。文才がある方なので、普通に読み物としても面白いのが素敵!2026/02/05




