短現の研究―日本を動かす海軍エリート

市岡 揚一郎【著】

新潮社（1987/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 270p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784103663010
• NDC分類 397.21

内容説明

若き海軍士官として青春を燃焼させ、戦後の各界に輝くばかりの人材を輩出した知られざる集団―。短期現役海軍主計科士官、通称“短現”。その体験と感受性、深い絆を描き、真のエリートとは何かを問う。克明な取材にもとづく力作ノンフィクション！

目次

第１章　戦時下のエリート教育（マフィア；制度誕生；採用から入校まで；躾教育）
第２章　戦地での体験（巣立ち；失敗談；ラバウル；戦闘記録への責任；終戦直後の活躍）
第３章　感受性（シビリアンの目；国と個人の狭間で；内田実のケース；水口繁の手紙）