精神の考古学

個数:
電子版価格
¥2,970
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

精神の考古学

  • 中沢 新一【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 新潮社(2024/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 54pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月04日 05時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103659037
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0015

出版社内容情報

人類の心の「普遍的構造」を求めて。中沢人類学の集大成となる、決定版!遠い過去の時代に、人間はどのような心を持ち、なにを考えていたのか。それを知るには、まだそれが残っている現場に身を置くことだ。若き人類学者・中沢新一は秘教の地へと向かう。恩師ケツン先生から得た知恵は、やがて独自の思想の構築へとつながり、「精神そのもの」へと導いていく――人生を賭けた冒険の書。

内容説明

いまから四十数年前、私は一人でネパールにでかけて、その地でひっそりと難民の暮らしを送っていたチベット人のラマ(先生)のもとで、「ゾクチェン」という古代から秘密裡に伝えられてきた精神の教えを学び始めた。そこには私の予想をはるかに超える精神文化の富が秘蔵されていた―。『チベットのモーツァルト』から40年。独自の学術的手法を体得するまでの、人生を賭けた冒険の書。

目次

第1部 ゾクチェンを探して
第2部 ゾクチェンとの出会い
第3部 精神のアフリカ的段階を開く
第4部 ゾクチェンの扉が開く
第5部 跳躍
第6部 チベットの眼と精神
第7部 ロンチェンパの遺産
第8部 暗黒の部屋
第9部 チベットへ
第10部 いかにして人は精神の考古学者になるか

著者等紹介

中沢新一[ナカザワシンイチ]
1950年山梨県生まれ。思想家・人類学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。インド・ネパールでチベット仏教を学ぶ。帰国後、人類の思考全域を視野に入れた新しい知のあり方を提唱。人類学のみならず、歴史、哲学、民俗学、経済学、自然科学の分野にまたがる広汎な研究に従事する。中央大学教授、多摩美術大学芸術人類学研究所所長、明治大学野生の科学研究所所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

50
独自の道を探り辿る。理解など到底叶わないけど、我輩なりに…2024/04/12

やいっち

11
著者は、「いまから四十数年前、私は一人でネパールにでかけて、その地でひっそりと難民の暮らしを送っていたチベット人のラマ(先生)のもとで、「ゾクチェン」という古代から秘密裡に伝えられてきた精神の教えを学び始めた。この本で私は当時の記録と記憶をたよりにその修練の過程をできるだけ詳しく再現しようと試みた」というまさに四十数年の修練の集大成の書。2024/04/12

メガネねこ

3
★★★★★私は中沢新一を通してチベット仏教を知り、ネパールやチベットにまで赴きダライラマにまで会いに行った。本書はチベットのモーツァルトと並べて、チベット仏教の哲学・奥義を知るには最も最適な導入本だと思う。昔は難解な文調だった中沢新一の解説も彼も歳を得て随分易しくなった。精神哲学を学ぶ為の必読書。2024/12/21

Kadwaky悠

3
「チベットのモーツァルト」を確か18か19歳に初めて読んで衝撃を受けて、価値転倒を起こして人生の軸足を変えてしまったぼくには、本著はすごく心地の良い一冊となった。吉本隆明の「アフリカ的段階」もまた読み直したい。ふと「虹の階梯」をぼくは読んだのだろうかと思ったが、いま手元にないので「レンマ学」を読み始めた。こちらは学術的なので最初は読み進めるのに難があって止めてたのだが、本著を読んでから理解が早くなった気がする。2024/07/10

yo_c1973111

3
洞窟壁画の時代の次は「象徴革命」とあらわすことができるとのこと。農業革命や文字の発明は人類の象徴的思想、精神的発展によるという指摘に冒頭からふむふむとなりました。本編ではヨーガや加行の方法などの伝承方法こそが象徴的に感じられました。パドマサンバヴァによってチベット各地に埋められた教えの数々をテルトンという修行者によって発掘され、あらたに神話的制作によって再解釈されて伝わってゆくということらしい。つまり文書が固定物として伝承されるのではなく、時代に揺すられながら常に再解釈され続けて伝承されるということです。2024/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21758746
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品