江戸艶本(えほん)ベストセラー

江戸艶本(えほん)ベストセラー

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103650027
  • NDC分類 913.5
  • Cコード C0095

内容説明

『江戸艶本を読む』に続いて読み下す秘本・珍本・稀本24作。流行作家や浮世絵師たちの夢といきとユーモアがいっぱい。江戸の“色好み”へタイムスリップ!

目次

えんぽん読みのハシリ、英泉の『艶本恋の操』
北斎と間違われた英泉の『志の婦寿李』
英泉と間違われた豊国の『逢夜鷹の声』
仕掛け艶本第1作『絵本開中鏡』
豊国を悪誉めした英泉の『艶本婦〓の雪』
貸本屋のつぶやき『祝言色女男思』
戯作への夢、北斎の小咄本『間女畑』
幕末勤王コンビのポルノ絵巻『あかねの月』
おどけ講釈のバレ本『好色開ケ原合戦』
落語家桂文治のチン作『太開好色合戦』
これぞ大坂笑いの決定版『大わらひおおぐち謎々づくし』
何が馬琴をそうさせたか『艶本多歌羅久良』
百面相にヒントを得た『道化眼』
接吻を書名にした『口吸心久茎・後編』
新宅を自慢した種彦の『春情妓談水揚帳』
源氏もの艶本の第1作『艶紫娯拾余帖』
ポケット版の源氏もの『似世紫浪華源氏』
種彦最後の艶本『亥中源氏須磨琴』
夫婦和合この上なし、歌麿の『絵本笑上戸』
実在の淫婦をスクープ『風俗〓妓伝』
町方同心も色男もコロリ『大和妖狐伝』
前代未聞、岩藤の張形打ち『粋蝶記』
土器をばらした『艶本恋の楽や』
地獄まで浮名を流す『三津瀬川極楽遊』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちあきほ

1
江戸の人は春画や艶本で勉強したり興奮したりしていたのだろうか…と少々興味がある。春画の誇張した表現や男女の顔の書き方は面白いと思う。そこに文章が入る艶本では、息遣いや腰使いがより書かれているように見えた。また音を表す言葉が多く、また隠語も多い。下の毛の具合が書かれている辺り、現代同様の好みとかがあったのか…かはらけ、なんて初めて聞いたがコレは違っているようだ。2013/02/08

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