内容説明
産科と小児科のはざまの“闇の谷”に放置された赤ん坊たちを救うために周産期医療にとりくんだ医師三宅廉と、彼が創ったパルモア・システム。科学の進歩に翻弄される現代にあって60余年、物言わぬ赤ん坊の訴えに耳を傾け続けた医師の到達した“命の倫理”。
目次
同籃記念会―揺りかご仲間15年目の再会
白い巨塔を去るまで
焼け跡の診療所
小さな病院から大きな出発
パルモア病院日記
パルモア病院あるいは理想の行方
産科と小児科のはざまの“闇の谷”に放置された赤ん坊たちを救うために周産期医療にとりくんだ医師三宅廉と、彼が創ったパルモア・システム。科学の進歩に翻弄される現代にあって60余年、物言わぬ赤ん坊の訴えに耳を傾け続けた医師の到達した“命の倫理”。
同籃記念会―揺りかご仲間15年目の再会
白い巨塔を去るまで
焼け跡の診療所
小さな病院から大きな出発
パルモア病院日記
パルモア病院あるいは理想の行方